買ったら値が上がって決済すれば勝ち。売ったら値が下がって決済すれば勝ち。FXすなわち外国為替証拠金取引とは、そのような単純な仕組みの取引です。ですが、単純でも簡単なものではありません。
「買うか売るかの二つに一つだから、グー・チョキ・パーのじゃんけんで勝つよりも簡単だ!」なんて言う人もいます。でも、果たしてそれは本当のことなのでしょうか?
勝ち負けのルールが単純なので、「勘で判断する」「適当に判断する」「ニュースや雑誌やネットの記事で判断する」など、勘に頼ったいい加減な方法で取引を繰り返す人もいます。
ですが、残念ながら取引の仕組みが単純でも、それは儲けることが簡単だという事にはならないのです。もし簡単に儲けられるなら、今頃はFXで億万長者が溢れ返る世の中になっているでしょう。でも、実際はそんなことはありません。
事実は一つしかありませんが、FXで儲けている人は、ほんの一握りの人だけなんです。長く経験してきた人でも、儲かったり損したりを繰り返しているだけで、収支はトントンという人も多いんです。もちろん、大きな損失を出してしまった人だってたくさんいます。
この記事を書く僕自身は、相場を30年以上経験してきましたが、最初の9年間はまともに勝つことができませんでした。なので、着実に利益を積み重ねていくためには、いい加減な判断やいい加減な方法で取引することは今すぐにやめてください。
まともに勝ち続けるためには、値動きの優位性を見極めて、確実性を高めることが絶対に欠かせないことだからです。優位性という言葉は相場で頻繁に使われる言葉ですが、その理由は勝つ確率を高めるためです。
相場歴30年以上の経験から得た勝つための知識やスキルを、あなたが当ブログの各記事を通じて身に付けてくれるなら嬉しい限りです。