含み損を早めに切ることがFXでお金を増やすための秘訣

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含み損を早めに切ることがFXでお金を増やすための秘訣

含み損を早めに切る…

 

そのことが、なぜFXでお金を増やすための秘訣なのでしょうか?

 

FXをやっていて、含み損が切れなかったことありませんか? 特に、含み損が予想していたよりも、ずっと大きく膨らんでしまった時などです。

 

「損を確定させたくない。

でも、もっと含み損が膨らむことは我慢できない・・・」

 

損切りしても、含み損に耐えても、精神的なダメージが大きい。

 

でも、そういう経験をしたことがあるのは、あなただけではありません。

 

なので、この記事では「含み損に耐えるという選択肢は有りなのか?」について、お伝えすることにしました。

 

含み損を早めに切ることを推奨した著名投資家は?

名著「マーケットの魔術師」の中で、ゲーリー・ビールフェルドは、含み損を早めに切ることを推奨しています。

 

もしトレードがしっくりいかなかったら、手じまって小さな損を出すんだ。

 

大きな含み損は百害あって一利なし

負けを許容できずに、小さな損失ですら避けたがる。特にFXを始めて間もない人の中には、そのような人もいます。負けを許容することができない。だから、はるかかなたへ損切りを遠ざけてしまったことありませんか?

 

最悪の場合では、損切りのためのストップ注文を設定しない人もいます。ですが、大きな含み損は百害あって一利なしなのです。ゲーリー・ビールフェルドが言うように、手仕舞いして小さな損で終わらせられなかった。その行為こそが大きな損を生み出してしまうのです。

 

含み損を早めに切らないと証拠金が拘束されたままで稼げない

FXは、ポジションを維持保有するために証拠金が必要になってきます。つまり、含み損を大きく抱えたポジションをそのまま維持しておくためにも証拠金は必要です。

 

含み損のポジションを維持するために、その証拠金が拘束されていれば? たとえ他の通貨ペアでチャンス相場が訪れても、証拠金不足でエントリーできないかもしれません。

 

また、仮に損切りを置かずに、300pipsの含み損に耐えて、その後に値が戻ってきたら? きっと、収支ゼロのトントンで決済できたことに、大きな安堵感を感じるでしょう。損失を計上しなくて本当に良かった! きっと、大損しなくて済んだと思うでしょう。

 

ですが仮に、50pipsの含み損の時点で損切りをしていれば? その後に下がったところで買えれば、50pipsの値幅を稼いで収支ゼロにするのはそう難しいことではないと思いませんか?

 

そればかりか、収益を得ることだって十分に可能になるのです。

 

損を育てようとしているようなことをしていませんか?

300pipsの含み損に耐えて、その後に収支ゼロのところまで値が戻ってきたということを考えてみてください。含み損から値が戻るまでの往復で合計すれば、600pipsもの値幅での値動きがあったということになります。

 

その間、損失を計上したくないがために、ストレスを抱えながら含み損に耐えますか? 祈るような気持ちでポジションを維持し続けますか?

 

そのような行為は、まるで損を育てようとしているような行為です。

 

含み損を早めに切ることで新たな利益が狙える

しっくりいかないポジションにはさっさと見切りをつける。そして、新たなトレードを仕掛けていく。効率の良いトレードは、そのようなトレードです。

 

トレードで勝つために大切なことは、いかに損失を出さないかではありません。いかに損失を小さく抑えることができるか、です。

 

あくまでも育てるのは含み損ではありませんので、その点はぜひ誤解のないようにしてください。