アメリカFOMC政策金利発表も終えて
いよいよ年末相場に突入してきますね。
※FOMC 米国連邦公開市場委員会
欧米の大口実需筋や機関投資家は
クリスマス休暇をしっかりと取りますので
いよいよ閑散相場の時期を迎えます。
全般的には値動きに乏しい相場に
なることが一般的ではありますが
突発的な値動きには要注意ですね。
それでは、今日の金言をお届けします。
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Q.なぜ多くのトレーダーは損をするのでしょう。
A.ミスを認めるよりも、損をする方を選ぶからだ。
損したポジションを持っているトレーダーの
極めつけの正当化は何だと思う。
「トントンになったら手じまうよ」だ。
トントンで手じまうことがどれほど重要だというんだ。
自尊心を満足させられるからだろう。
(マーティ・シュワルツ)
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この値位置に来たら決済をしようと
多くのトレーダーがポジションを閉じる値位置が
相場にはありますね。
その多くは、ポジションの損益分岐点です。
つまり、含み益が乗っている状態であれば
建値(エントリーした値位置)にストップ注文を
動かすトレーダーは多いですね。
そして、含み損を抱えているトレーダーは
建値(エントリーした値位置)にリミット注文を
置くようにするトレーダーも多いです。
すなわち、ほとんどのトレーダーは
ひとつひとつのポジションの損益に
こだわっている人が多いというわけですね。
だから、多くのトレーダーが
ポジションを建てるような単純なブレイクポイントは
なかなか売り買い両方の注文が重なることが多く
相場の壁となって値動きの進行を妨げることは
よくあることですね。
サポートやレジスタンスは相場の壁です。
つまり、そういうところには
相場参加者の注文が重なっていることが多い。
だから、相場の壁となっているというわけです。
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追記
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僕はもともとは株式トレーダーでしたが
株は板情報があって、注文が重なっているところが
ある程度は見ることができます。
でも、市場規模が株式相場よりも
圧倒的に大きい為替相場では板情報がありません。
基本的には出来高も分かりませんが
一部の業者の出来高でしたら
分かるチャートもありますね。
たとえば、Trading Viewチャートでは
FXCMのすべてのトレーダーの出来高は
チャート上に表示をすることは可能です。
そして、以下のようなサービスを提供するところも
ついに現れてきましたね。
世界中の投資家が、
現在どの価格で買いや売りのポジションを持っているのか
さらに、どこに決済注文を入れているのか。
そういうのが明確に分かるそうです。
興味がある人はこちらご覧くださいね。
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