FXで大損したあとにはどうしたら復活できる？

目安時間：約 4分

FXで大損

もし、そんな経験をしたなら、どうしたら復活できるでしょうか？

そのようなことを考えたことがありますか？

FXの中級者レベルにでもなれば、もう大損するようなことはないでしょう。ですが、まだ経験が浅いうちは、大損する可能性とは常に隣りあわせです。

なので、もしFXで大損してしまった場合は、これから伝える内容を参考にしてください。

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マーティン・シュワルツは名著「マーケットの魔術師」の中で、次のようなことを述べていました。

私は大損の後は、いつも小さくやって、とにかく勝ちを重ねようとする。儲けの金額は問題ではない。ただリズムと自信を取り戻すためだ。

マーティン・シュワルツは、アメリカの有名な個人トレーダーです。シュワルツ氏の名前が知れ渡ったのは、全米トレード選手権というコンテストがきっかけでした。期間４か月で争われたコンテストで、210％という大きなリターンを獲得してチャンピオンになったのです。

その他にも逸話は数々あります。

・年間で781％のリターン

・４万ドルを2000万ドルまで増やす

・１か月で３％以上の損をしたことがない

でも、そんなシュワルツ氏ですが、最初の10年間は勝ち組側ではなかったのです。

最初の10年間はファンダメンタル分析中心のトレードで負け続けていたそうです。そして、上手くいき始めたのは、テクニカル分析に転向してからで、それから勝ち続けて有名なトレーダーになったそうです。

そのような大成功を収めた個人トレーダーのシュワルツ氏。ですが、勝てるようになってからでも損失のトレードは珍しいことではなかったのです。

大損の後に小さなポジションで勝ちを重ねようとする。その理由は、リズムと自信を取り戻すため。

つまり、規律を乱さないため。そして規律をしっかりと保ち続けるため。だからこそ、そのようにしていたということです。

損失のトレードというものはお金を増やしていくためには避けられないものです。

それは、人の呼吸と似ているとも言えるでしょう。無意識の中で人は空気を吸って吐いてを繰り返しています。FXでも、勝ちも負けもあるのがごくごく自然なことなのです。

上手くトレードを継続するコツは、何と言っても規律を保ち続けることです。大損ではなくても、一回の損失のトレードで凹んでしまう人、熱くなってしまう人。

特にそのような傾向が強ければ、ここで紹介したシュワルツ氏の言葉を思い出して、相場に向き合うようにしてください。

FXで大損した後でも規律を保つ方法