ポンド円で取引すると負ける理由

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ポンド円で取引すると負ける理由

あなたは、その理由をご存知ですか？

日本人には特に人気が高い通貨ペア。それがポンド円です。でも、実際のところ、世界中でポンド円が取引されている比率は、１％にも満たないのです。

でも、日本人だけに限れば、ポンド円が取引されている比率は14％もあります。この比率は、ドル円に次いで２番目に大きな比率です。日本人トレーダーがポンド円の取引を好んで行っている証拠でもあります。

もちろん、ポンド円が勝ちやすい通貨ペアなら？　であれば、もっと海外トレーダーが好んでいるはずです。その結果として、もっとポンド円の取引を行っているはずだと思いませんか？　でも、現実はそうではありません。

ならば、やはりポンド円で取引すると負けるという説は本当なのでしょうか？　この記事ではそのことについて、詳しくお伝えしていきましょう。

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ポンド円の取引シェアはどれくらい？

まずは、こちらのデータから、通貨ペアごとの詳しい取引量について知ってください。オアンダ証券で国際決済銀行（BIS）による詳しいデータを記事にしています。

国内と海外の通貨ペア別のシェアについて

ポンド円で勝つのは、なぜ難しいのか？

僕自身、ポンド円で取引することもあります。なので、ポンド円でトレードすることを、あからさまに非難するわけではありません。

ですが、ポンド円のトレードは難しいのです。なぜなら、ドル円とポンドドルという２つの通貨ペアを同時に取引するようなことだからです。

いわゆるドルストレートではなく、クロス通貨の取引にはそういう傾向があります。なお、ここまでの部分で、もし僕が何を言いたいのが意味が分からなければ？　もうその時点でポンド円の取引は避けた方が無難だと言えるでしょう。

相場のうんちくを語る人でも勝てない理由

僕はかれこれ30年以上のトレード経験があります。今までに個別指導のコンサルティングでも数十名の方々をトレーダーとして育ててきました。

コンサルティングでは、最初にいくつか質問をしています。その理由は、どれくらいの実力があるのか？　どれくらい経験してきたのだろうか？　チャートを見る際に悪い癖はないのだろうか？

そのようにいくつかの質問への回答で、相場から収益を上げるために必要なことが見えてくるからです。

FXの経験が半年ほどもあれば、誰でもそれなりに相場のうんちくを語れるようにはなれます。でも、ほとんどの人たちが、うんちくは語れても実際には収益を上げられずに苦戦しているのです。

多くの人たちが、なぜ相場から利を得ることが出来ないのか？

どうして多くの相場参加者たちが、相場から利益を上げることができないのでしょうか？

もちろん、それにはれっきとした理由があります。その最大の理由は、基礎土台の部分にあります。そのことに対して、ごちゃごちゃ説明するよりも、ひとつの事例を上げればご理解いただけるでしょう。

たとえば、こんな話をスポーツ雑誌で読んだことがありました。その記事を読んだときに、僕はFXにも当てはまると感じました。

時速140kmのボールを投げたくて、一生懸命に投げ方を学んだ。ひたすら肩を鍛える練習を続けた。でも、時速140kmのボールを投げられるようにはなれなかった。なんでだろう？

速い球を投げるために足りなかったのは走る事だった。投げ方とか、肩を鍛えるとか、そんな練習をすることよりも、、、　まずは走って走って走り抜いて、下半身を鍛えることが必要だったんだ。

最初に下半身を鍛えれば？　一生懸命に投げ方を学び、ひたすら肩を鍛える練習を継続するよりも、球速は確実に速くなるのだ。