FXで集中が必要な時はどんな時？ そのタイミングは？

FXで集中が必要な時

 

それはどんな時でしょうか？　集中すべきタイミングはいつでしょうか？

 

特に、チャートを頻繁に見ながらトレードを繰り返すスタイルならば、集中すべきタイミングを知る事は極めて重要なポイントです。

 

そのため、この記事では、FXで集中が必要な時はどんな時なのか？ そのタイミングはいつなのか？についてお伝えしていきましょう。

 

最もFXで集中が必要な時は、この場面

リチャード・デニスは名著「マーケットの魔術師」の中で、著者ジャック・D・シュワッガーの質問に対して、こう答えていました。

 

トレードについて最も考えたくない時、つまり損をしている時こそ、最もトレードに注意を集中しなければならない時。

 

FXで集中が必要な時なのに、最も集中できないケースパターンは？

「自暴自棄」　FXでも、そんな感情を抱えたことはありませんか？　自暴自棄とは、失敗などが原因になってやけくそになってしまうことを意味します。FXでも頻繁にあることです。

 

損失のトレードが続いてしまうと、多くのトレーダーが自暴自棄になります。損失分を早めに取り戻さなければ！　そういう強い気持ちを抱いてしまうのです。そして、いつもよりもポジションサイズを大きくして仕掛けてしまうのです。

 

いつもならエントリーしない場面でも、強引にポジションを建ててしまうのです。そして、そのような時に勝ってしまうと同じ行動をその後にまた繰り返すのです。

 

ですが、偶然の勝ちは長続きしません。悪運の強さには確実性も継続性もないのです。ですから、損失のトレードが続いても、絶対に自暴自棄になってはいけないのです。

 

最もFXで集中が必要な時は、このタイミング・・・

負けが込んでいる時にこそ、最もトレードに注意を払わなければいけないのです。「注意を払う」を選択するのか？　それとも「相場にお金を払う」を選択するのか？　そのどちらを選ぶのか？　そのことをよく考える必要があります。

 

「注意を払う」とは英語では「pay attention」です。「お金を払う」とは英語では「pay money」です。つまり、「注意」も「お金」も「払う（pay）」ものであるなら、どちらを選択するのかということです。

 

多くの人たちが勝つことを望んで相場に参加をしているはずです。ですが、相場参加者の大半が知識スキル偏重型だとも言えるでしょう。すなわち、精神的な部分を軽んじている人が多いのです。知識スキルを最重要事項として考えている人が多いのです。

 

勝つために必要なことは知識やスキルだけじゃない理由

知識やスキルは努力次第で、すぐにでも身に付けることは可能です。ですが、精神的な部分の鍛錬は多くの時間を必要とします。知識やスキルはお金で買うことができます。なぜなら、FXの書籍や教材は、今では世の中に溢れ返っているからです。

 

でも、精神的な部分は、お金で買うことはできません。知識やスキルも当然大切なことです。でも、土台となる大切な部分は心の部分です。そのことを疎かにしては、永続的な成長を望むことはできないでしょう。