日本時間で本日27日午前1時台の値動きは
イエレンFRB(連邦準備制度理事会)議長の発言で
相場に上下動がありました。
今週のユーロドル(EUR/USD)は
月火両日ともに下げ相場。
そしてドル円(USD/JPY)は
月曜日に下げて火曜日に戻して
行って来いの値動きとなっております。
ユーロドルは週明けのオープニングギャップを
ほぼ埋めてからの下落開始となりましたので、
教科書通りで利益を得やすい値動きでしたね。
そのようなチャートはプリントアウトして
ストックしていくことは、とても有効的なことです。
そう思っても、やる人よりも
やらない人のほうが圧倒的に多いのですが…。
それでは、今日の金言をお届けします。
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市場の現在の価格はその時点で
その市場に参加しているトレーダー全員の
考えと認識を表す。
直近の価格はその時点で
自分の認識に基づいて行動している
大衆の感情的合意を示す。
価格変動は、間違っていようがいまいが
プレーヤー全員の解釈を表している。
(ジョッシュ・リュークマン)
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相場の値動きは多数決の原理で
買いが厚ければ上昇をして
売りが厚ければ下落をします。
誰かひとりだけの思惑で
動いているわけではありません。
BIS(国際決済銀行)の3年ごとの調査の取りまとめでは
最新の2016年のデータでは、外国為替取引高は
1日平均で約560兆円となっております。
※1ドル=110円で計算
ちなみに、東証一部・二部、マザーズ、JASDAQ、
TOKYO PRO Marketにおける普通株式及びETF・ETN/REIT等の
立会内及び立会外の一日平均売買代金は約3兆円です。
つまり、株式市場の1年間の売買代金までには及びませんが
そのくらいの取引額と近いだけの取引を
外国為替取引では、ほぼ1日で
達成してしまっているということですね。
もちろん、そのすべてが
我々トレーダーによる投機的な取引ではなく
実需を伴う取引を含んでのことですけどね。
それらの市場参加者の総意として
直近の価格が決められており、
そして常に変動をしていきます。
つまり、目の前の値動きだけが真実だということです。
だから、現在の価格が高いとか安いとかは
自分ひとりで決めるものではなく、
下手な先入観は捨てたほうが賢明ですね。
値頃感ではなく、しっかりとテクニカル分析をして
買いが厚そうならば買い、売りが厚そうならば売り、
分からなければ仕掛けない。
つまり、そのような姿勢がとても重要だというわけです。
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追記
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夜寝る前に映画やドラマを見ることが
僕の習慣になっているのですが
昨夜は1982年に公開された古い映画を観ました。
スターウォーズのハン・ソロ役でおなじみの
ハリソンフォード主演のブレードランナーという映画ですが
舞台は未来の2019年の映画でした。
映画公開当初からすれば
37年後の未来を描いて作られたものです。
今から37年後は2054年になりますが
そういう未来を想像できますか?
なかなか想像はできないものですよね?
でもトレードでは、過去の値動きではなく
これからの値動きからしか利益を得ることが出来ません。
だから、ある意味でとても難しいことに
我々トレーダーは挑戦をしているわけですね。
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