FX通貨の基本的なポートフォリオ戦略

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FX通貨の基本的なポートフォリオ戦略

YWCトレードロジック事業部の若尾 裕二です。

 

 

この記事では、FX通貨の基本的なポートフォリオ戦略についてお伝えします。

 

 

FXで取引可能な通貨ぺア

 

FX(外国為替証拠金取引)では、実際に用意した証拠金以上の資金量で取引が出来ます。

 

 

このことをレバレッジトレードと言いますが、利益が出た場合にはレバレッジを利かせている分だけ大きい金額を得ることができるわけです。

 

 

でも、その反面で損失が出た場合にも、レバレッジを利かせている分だけ、大きな損失を出す可能性があるということになります。

 

 

ところでFXとは、各国通貨同士の為替変動を予想して利益を得ようとするものでありますが、外国為替取引を扱うFX業者を通じて様々な国の通貨で現在では取引が可能になっています。

 

 

日本円(JPY)を取引すると言っても、対象となる国の通貨は様々なので、いろんな組み合わせがあるというわけですね。

 

 

たとえば米ドル(USD)との取引、ユーロ(EUR)との取引、豪ドル(AUD)との取引などなど、そういう組み合わせが他にもたくさんあります。

 

 

ひとつの通貨に偏りすぎることがリスクになる理由

 

ですが、実際の取引を継続していく時に、特に初心者で慣れないうちは、すべて日本円絡みの通貨ペアでトレードすることは避けたほうが良いでしょう。

 

 

なぜなら、もし日本円が弱くなると考えて、すべての円絡みの通貨ペアで外貨買いでポジションを建てた場合に、予想に反して円が強い値動きを示した場合は、一気にすべての組み合わせで含み損を抱えることになってしまうからです。

 

 

このように一国の通貨ばかりに資金を傾けていると、損失が出るときには一気に資金を失いかねないというリスクが生じてしまいます。

 

 

大袈裟に表現するのであれば、その国の経済情勢・政治不安などのリスクを全て背負い込むようなことになってしまう危険性をはらんでいるというわけです。

 

 

通貨のポートフォリオ戦略とは?

 

2008年のリーマンショックの時は、すべての金融商品が大暴落して大パニックになりましたが、それ以前のサブプライムローン時の米ドル安の時にも、やはりたくさんのトレーダーが大打撃を受けてしまいました。

 

 

だから慣れるまでは、極力ポジションサイズを小さくして、数少ない通貨ペアだけに限定してトレードをすることをお薦めします。

 

 

そして慣れてきたらリスクを分散させる意味でも、日本円と外貨だけでのトレードではなく、外貨と外貨の通貨ペアでもポジションを建ててみるようにしてください。

 

 

世界で一番取引されている通貨ペアは、ユーロ(EUR)と米ドル(USD)の通貨ペアであり、この通貨ペアのトレードにも、ぜひ挑戦して頂きたいと思います。

 

 

つまり大事なことは、トレードをする通貨ペアを偏らせないということです。

 

 

こういうことをポートフォリオ戦略(安全性や収益性を考えた有利な分散投資の組み合わせ戦略)と言いますが、しっかりとポートフォリオ戦略を立てて、リスクを極力抑えたトレードを今後も常に心掛けるようにしてください。

 

 

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